私が知ったのは三浦半島の鰹一本釣り船に乗った時でした…
船名は貴雅丸（現在は廃業）での一本釣り！！
すさまじい数の鰹の群れに当たり、30分ほどで船中200匹ほど釣り上げたのは良い思い出…
クーラー満タン早上がりで船長の自宅でご馳走になった「鰹の茶漬け」がその「もち鰹」でした！
今回の記事では「幻のもち鰹」について解説致します。
幻のもち鰹とは？
もち鰹はまるでつきたてのもちのような食感から名前がつきました。
これは特別な種類の鰹ではなく、死後硬直する前の鰹のことを言います。
鰹は漁獲してから通常４時間から５時間位で死後硬直が始まります。
その前に食べる事が出来ればもち鰹の可能性があります。
ただし、全ての鰹がもち鰹になるわけではありません！
詳しい理由はわかりませんが、漁獲した一部の鰹のみがもち鰹になります。
絶対数は少なくなるので非常に高価で希少な食材になります。
普段食べている鰹とはまったく違う食感・・・
癖になるその味わい・・・
私は今まで何度も鰹を釣っていますが、もち鰹を食べられたのは３回ほどです。
浜松の名物料理もち鰹
静岡県浜松市は遠州灘で釣り上げ⇒舞阪港で水揚げ⇒飲食店へ納品とスピーディな流通システムが整っています。
地元の飲食店で食べる事が可能です。
浜松市でもち鰹が食べられるお店５選
◎浜松市の居酒屋「魚魯魚魯（ぎろぎろ）
◎味の匠 山田
◎旬鮮庵 ひなた
◎Ocean Bistro とぅくとぅく
◎浜名湖の恵味 末広鮨
※2020年は特に鰹の漁獲が少なくなり、もち鰹を食べられる機会も減っています。事前にお店に確認してからの方が確実です。
東京近郊でもち鰹を食べる方法
調べてみましたが東京近郊では食べられる飲食店はないようです。
もうこれは自分で釣り上げて食べるしか方法はありません！
黒潮が流入する相模湾には夏になると鰹が入って来ます。
神奈川県では鰹・マグロをターゲットとする多くの遊漁船があり７月～１１月にかけて狙うことが出来ます。
釣り上げて死後硬直する４時間～５時間以内に食べられれば、もち鰹の可能性があります。
味わってみたい方はぜひチャレンジしてみてください♪
