ロックフィッシュゲームは起伏の激しい岩礁帯の釣りになる為、根がかりは避けられません。
釣りが上手な方でも見えない海の中をリグ(仕掛け)を通すので、どうしても根掛かりが発生します。
しかし、テキサスリグを使えば最小限に抑える事も可能です。
また、フックとシンカーが誘導式なので食い込みが良いのも特徴です。
今回はロックフィッシュゲームに適した「テキサスリグ」について詳しく解説致します。
YouTube釣行動画
何故根掛かりするのか?
ロックフィッシュは複雑な地形の根回りや起伏の激しい岩礁帯に生息しています。
そこにルアーを入れて魚を誘い出す釣りなので根がかりは避けられないのが現実です。
主に引っかかるのはシンカー(オモリ)
釣りのイメージ的にフックが根掛かりの原因になりそうですが、ロックフィッシュゲームをメインにやっている友人に相談したところシンカーが根に引っかかるケースが多いと言っていました。
主にシンカーが根掛かりの原因なので、重さ・素材・形状・アクションによって少なくする事が出来ます。
シンカーの素材
テキサスリグのシンカーには鉛・タングステン・ブラスの3種類の素材があります。
それぞれの特徴を詳しく解説致します。
鉛シンカー
メリット
一番安価で幅広く使われているシンカーです。
デメリット
鉛は柔らかい金属なので変形して刺さり根掛かりが外しにくく、また素材自体の感度が引い為に竿先で感知しずらくなります。
タングステンシンカー
メリット
タングステンは高比重の硬い素材で変形しにくく、岩礁帯に入っても強く反発するので、根掛かりが外しやすくなります。
表面積が小さく高比重で遠投性能に優れています。
デメリット
こちらは価格の高さ、タングステンは希少な金属なのでシンカーの中でも一番コストがかかります。
ブラスシンカー
メリット
真鍮素材のシンカーで硬い素材、ボトム感度に優れ根掛かり回避性能が高い。
比重はシンカーの中で一番小さく表面積が大きくなり、スローフォールが可能。
デメリット
比重が軽く表面積が大きい試したい、遠投には不向き。
オススメのシンカー
私個人的にはブラスシンカーがオススメです!
スローフォールで渋い中でも釣り上げています。
シンカーの重さ
根がかりを回避する為にはシンカーの重さ調整が必須となります。
根掛かりする場合⇒一段階軽く
それでも根掛かりする場合⇒更に軽く
※底を取れる重さが大前提となります。
テキサスリグのビーズ
こちらは好みにもよりますが私は入れるようにしています。
シンカーとフックの間にビーズをはさむので、アクションする度にクラック音が発生し集魚効果が期待出来ます。
オフセットフック
ロックフィッシュゲームで使用するワームは3インチ~4インチが多く、フックは1/0か2/0サイズになります。
色々なタイプのオフセットフックが出ていますが、安価なDECOY「KG HOOK」がオススメです。
ワームはキジハタホッグ
キジハタホッグはボトムバンピングやスイミングでも使える万能なワームです。
その日の状況によりヒットカラーは変わる為、カラーは幅広く揃えておくと良いです。
私個人的には実績の高いクリアホロ系がオススメ!
テキサスリグのアクション
ロックフィッシュゲームは常にラインテンションを掛けていないとアタリが取れません!
テキサスリグは基本リフト&フォールで使います。
リフトする時⤴︎⤴︎⤴︎
フォールさせる時⤵⤵⤵
常にラインテンションを掛けておかなくてはならないと言うことです。
テンションを掛けずに釣りしてしまうと、潮に流され転がり根掛かりしてしまうケースが増えてしまいます。
私の動画を参考にしてみて下さい💁♂️
キャストしてからリフト&フォールで手前に探りながら、糸を張り続けラインテンションが逃げないようにしています。
リグがフォールしている時もフォールスピードに合わせて竿先を下げテンションを掛けています。
このやり方で着底も感知し根掛かり回避に繋がります。
底にルアーを置く時間を少なくする事が根掛かりを軽減するポイントです。
根回りにルアーを置く時間が長くなるほど根掛かりが増えてしまいます。
専用のベイトタックルがおすすめ
ボートロックフィッシュゲームでは7ftクラスのMH(ミディアムヘビー)の硬めのロッドがおすすめです。
横須賀長井港の勘兵衛丸の場合、水深は10m~30m
1オンス以上の重めのテキサスリグがメインとなり7ftのMHロッド扱いやすく、根掛かりも外しやすくなります。
根掛かりが多い場合は専用のベイトタックルも視野に入れてみてください。
入門機にはこちらがおすすめです!